区分所有者個人で集会/集会室とは?

区分所有者個人で集会できないの?@

区分所有者個人では、
管理者が置かれている場合は、
集会を招集する権限はありません。

 

しかしながら、区分所有者の1/5以上で
議決権の1/5以上を有する者は、

 

管理者に対して、
会議の目的たる事項を示して、
集会の招集を要求することができます。

区分所有者個人で集会できないの?A

なお、管理者が、
請求の日から
4週間以内の日を期日とする集会の招集の通知を、

 

請求の日から
2週間以内に発しなかった場合には、
その請求をした区分所有者が
直接に集会を招集することができます。

集会室とは?

マンションには、
次のような様々な部屋があります。

 

■集会室 
■ゲストルーム
■会議室 
■談話室...など

 

通常は、1階玄関ホール脇や管理事務所に
隣接して設置されている場合が多いですが、

 

かつて、こうした部屋が
純然たる法定共用部分に該当するのかどうか
争われたケースがありました。

 

というのは、これらは階段や廊下とは異なり、
部屋となっていますので、
登記すれば専有部分になりうる性質のものだからです。

 

ちなみに、多くの判例では、こうした場合、
初めから規約共用部分と規定しておくべきであると判示しています。

 

とはいえ、これらを共用部分としてしまうと、
その管理について、すべて集会の決議が必要となってしまい、
非常に面倒です。

 

そこで、
区分所有者法の管理所有者制度を活用して、

 

対外的には、
管理者(理事長等)が所有者である
としているところもあります。

 

ただし、その場合でも、
管理者が1〜2年で交代してしまうと、
変更登記手続きなどが煩雑になってしまう
というデメリットがあります。

 

よって、判例の言う通り、規約共用部分として、
その管理行為について集会決議の必要性を少なくし、

 

権限委譲をして、
理事長や理事会などの判断で対応できるように、
規約や使用細則で定めておくのがよいと思われます。

 

スポンサーリンク