SRC構造とRC構造、CFT構造の違い/マンションの耐用年数は何年?

SRC構造とRC構造、CFT構造の違いは?@

マンションによって構造が違うというのは
何となくわかっていると思うのですが、

 

具体的にどこがどう違うのかというと、
なかなか答えるのは難しいのではないでしょうか?

 

さて、マンションには、
SRCとRCといった構造の違いがあるんですよね。

SRC構造とRC構造、CFT構造の違いは?A

コンクリートで造られた建物という点では同じなわけですが、
その違いを知っておくことは重要なので、
ぜひここで覚えてくださいね。

 

物件のパンフレットや広告を見ていると、
RC構造とかSRC構造といった表記をよく見かけますよね。

 

これは、マンションの構造を表していて、
RCは鉄筋コンクリート造り、SRCは鉄骨鉄筋コンクリート造り
のマンションのことを指しているんです。

 

一般的には、高さが20mを超えるような建物の場合は
SRC構造で、それ以下はRC構造になっているのですよね。

 

SRC構造は、コンクリートの中心に、
H鋼と呼ばれている強固な鉄骨が入っていて、
その鉄骨の周囲を鉄筋が囲むように配置されているのです。

 

このSRC構造のマンションは、
構造面の信頼性がかなり高いと言えるんですよ。

 

一方、RC構造の場合は、中央の鉄筋がない分だけ、
強度的にはSRC構造よりも低いと言えます。

 

なので、RC構造が用いられるのは、
7階(約20m)程度以下のマンションになるわけです。

 

また、最近の超高層マンションですと、
一般的にはCFT構造が使用されているんですよね。

 

CFT構造というのは、コンクリート充填鋼管を用いた構造のことで、
軽量なのに強い構造となっているんですね。

 

このような構造的な特徴を知っていると、
マンションの規模と強度のバランスがわかるようになりますので
ぜひ押さえておいてくださいね。

 

※RC構造
…柱や梁等の主要構造部を鉄筋とコンクリートで構成した構造のことです。
※SRC構造
…柱や梁等の主要構造部を鉄骨と鉄筋とコンクリートで構成した構造のことで、マンションでは一般的な構造です。
※H鋼
…断面がH形の構造用鋼材のことです。
※コンクリート充填鋼管
…鋼管の中にコンクリートを充填した高層建造物用の構造材のことです。

 

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マンションの耐用年数は何年くらいなの?

マンションを買うのはいいものの、
どれくらい住めるのかというのは気になりますよね。

 

実際には、マンションの耐用年数は、
メンテナンスがカギを握っていると言っても過言ではありません。

 

一般的に設計段階においては、コンクリート造りなら
100年以上住むことが可能だと言われているんですよね。

 

でも、建物の保ちは、コンクリートの劣化具合で決まるわけです。

 

なので、適切な時期に補修や回収を怠ってしまうと、
重大な構造破壊が生じるおそれもありますので注意してくださいね。

 

これは、コンクリートの骨として
鉄骨や鉄筋が用いられているからですね。

 

一般的にコンクリートは通気性が高く、
水や空気を通す働きを持っているんですよ。

 

それ故、コンクリートの中にある鉄骨や鉄筋に、
水と酸素が触れることで、酸化して腐食(錆発生)するのです。

 

この腐食がコンクリート内部で起きると、
その部位が膨張してコンクリートに亀裂を生じるわけです。

 

まだ亀裂が軽微なうちに、
適切な修繕を行えば大丈夫なわけですが、

 

建物の管理がいい加減なマンションですと、この小さな亀裂から、
かなり大きなダメージに発展してしまうことも少なくありません。

 

メンテナンスの行き届いたマンションでしたら、
100年以上の耐用が可能なのに、

 

メンテナンスがおざなりだと、早いものなら10年程度で
破壊や崩壊が発生するという差が生じてしまうのは、
こうした理由によるのですね。

 

また、屋上など雨水が直接当たる場所でしたら、
特に防水方法ではしっかりとした対策が必要になってきますよ。

 

それから一般的な防水方法として、アスファルト防水があるわけです。

 

でも、小規模のマンションですと、施工価格との兼ね合いもあり、
比較的耐用年数の短いシート防水や
簡単な吹き付け防水が採用されるケースもあるようなのですよね。

 

ただし、この方式ですと、2〜3年程度で改修工事を行わなければ、
雨漏りや構造破壊などの重大なトラブルに見舞われる恐れがありますので
注意が必要ですね。

 

なお、営業担当者に、長期修繕計画を基にした
メンテナンスの予定を必ず確認するようにしてくださいね。

 

※構造破壊…建物としての機能をなくしてしまうような破壊のことをいいます。
※アスファルト防水…アスファルトとアスファルトフェルト、アスファルトルーフィングを3〜4層に重ねて、防水層を形成する防水方法のことです。
※シート防水…合成ゴムや合成樹脂、合成繊維などを原料とした防水シートを接着剤でつなぎ合わせた防水方法のことです。

 

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