マンションの騒音への対策は?

マンションの騒音対策はどうする?@

どんなに間取りや外観が気に入ったマンションでも、
やはりそれ以上に騒音は気になりますよね。

 

マンションというのは、一つ屋根の下、
上下左右に住居がありますので、

 

周辺環境や個人差で、音に対する感じ方も
違ってくるはずですから。

マンションの騒音対策はどうする?A

そうはいっても、騒音問題は、
マンション居住者の不満のトップとなっているのもまた事実であり、
できることならトラブルにならないところを選びたいですね。

 

実は、騒音については、マンションの設計により
かなり軽減させることができるんですよね。

 

音の伝わり方には、2種類あるのはご存知でしたか?

 

一つは、
上階の人が物を落としたり、家具などを引きずったりしたときの
床や壁などを通じて伝わる音で、

 

もう一つは、
人の声やテレビの音など、空気中を伝わる音なんですね。

 

床や壁などを通じて伝わる音に関しては、
軽い物を落としたときの騒音なら
カーペットを敷くことなどで簡単に防ぐとことが可能なんですよ。

 

しかしながら、重い物を落したときのドスンという音や
重い物を引きずったときの音の遮音性は、
床のスラブの厚さや、構造と床材などによって決まるのですよね。

 

スラブ厚は、遮音性のみでなく、
建物構造にもかかわる重要なポイントなんですね。

 

実際、標準的には180mm程度となっていますが、
理想は200mm以上は欲しいところです。

 

最近は、床の構造も二重になっているマンションが多くなっていますよね。

 

でも、同じスラブ厚であっても、
直張りと二重床では遮音性が異なりますから、
床材については、
遮音等級がL45以下であれば大丈夫かなと思います。

 

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マンションの騒音対策はどうする?B

それから、境界面の壁ですが、
こちらは厚さが150mm以上はないと、
遮音面だけでなく防災面でも不安ですから、
D50以上を目安にそれ以上なら問題ないと思われます。

 

ちなみに、騒音は
給水管の配置や間取りなどによっても変わってくるんですよね。

 

例えば、寝室の隣や上階にバスルームがあれば、
静かな夜中に水音が響くとったおそれもありますからね。

 

羊羹型の設計の場合でしたら、上下の住居は同じ間取りですし、
隣の住居は左右対称といった造りなので
それほど問題とはならないかもしれません。

 

ですが、上下両隣が間取りの違うような設計の場合には、
騒音が問題になるおそれがありますので注意が必要になりますね。

 

なので、マンションの基本構造とともに、
給排水設備の位置、上下両隣の間取りなども
図面集やパンフレットなどでチェックするようにしたいですね。

 

ただし、騒音問題というのは、
近所付き合いによっても感じ方が変わってくるものですよね。

 

近所の人と普段から良好なコミュニケーションが取れていれば、
同じ音でも嫌な思いをしなくてすむものですから。

 

完全な防音室に住むことは不可能ですから、
ある程度の音は許容して暮らすという寛容さも大切なのかもしれませね。

 

<壁(D)と床(L)の遮音等級>
■D55…ピアノなどの大きな音が静かなときに聞こえる。テレビ、ラジオ、会話などはまったく聞こえない。
■D50…ピアノなどの大きな音が小さく聞こえる。テレビ、ラジオ、会話などは通常では聞こえない。
■D45…ピアノなどの大きな音がかなり聞こえる。テレビ、ラジオ、会話などはほとんど聞こえない。
■D40…ピアノの曲がはっきりわかる。テレビ、ラジオ、会話などが小さく聞こえる。
■D35…ピアノなどの大きな音がよく聞こえる。テレビ、ラジオ、会話などがかなり聞こえる。
■L60…人の飛び跳ねなどがよく聞こえる。物の落下音、イスの移動音がかなり聞こえる。
■L55…人の飛び跳ねなどが聞こえる。物の落下音、イスの移動音が気になる。
■L50…人の飛び跳ねなどが小さく聞こえる。物の落下音、イスの移動音が聞こえる。
■L45…人の飛び跳ねなどが聞こえるが意識することはない。物の落下音、イスの移動音が小さく聞こえる。
■L40…人の飛び跳ねなどがかすかに聞こえるが、遠くから聞こえる感じ。物の落下音、イスの移動音の気配は感じられるが気にならない。

 

※二重床
…床の音や衝撃が、スラブに直接影響しないように、床の構造を二重にしているのです。
※間取りの異なる
…自室の寝室と隣家の浴室やリビングが壁1枚だったら静かに就寝することなんてできませんよね。
※完全な防音室
…録音スタジオなどの設備にすれば、完全な防音にすることはできますが、かなりの費用がかかります。

 

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